クラシック始めました

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田園/ベートーベン

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ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、シュターツカペレ・ドレスデンの演奏

図書館で借りました。クラシックは図書館で借りれるからいいですね。

流石に聴いたことがある「田園」。でも聴いたことがあるのは第一楽章のみ。あとは初めて聴く感じ。

ライナーには

この曲は絵画的な描写ではない、田園での喜びが人の心にもたらす感情を表現したものである

とベートーベンが言ったと書かれています。でも自分はこれを聴いて絵画的だと思いました。風景をそのまま模写したような音楽に感じた。だからこの音楽を聴いてまさしく美しい「田園」が頭の中に浮かぶ。

「感情を表現したもの」ということなら、この美しくて優しい音楽は感情の良い面を表した音楽だろう。それもとても純化したもの。感情の中には負の感情もあるわけで、それは描かれていないということだろう。
やはり美しさを描くということは負の感情を描くことを放棄することだろうか。でも武満徹とか聴くと恐怖や不安みたいな感情を想起するのだけど、どうなんだろうな。

交響曲第六番ヘ長調作品68』

『Sinfonie Nr.6 F-dur op.68』
と表記される。段々分かって来た