クラシック始めました

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世界の弦楽四重奏団 ドイツ・オーストリア編

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弦楽四重奏というような小編成の音楽が好きなような気がしています。室内楽というのですよね。フルオーケストラの音楽も良いのだけど、それぞれの楽器の音が聴こえるのがいいのかな。ロックのリスナーだったのでそういう面に慣れているというところもあるのかも知れない。

レーコード屋でこのジャケットを見た時に渋いなーと思って買ってしまいました。なんだか昔の町医者の待ち合い室に飾られてる絵みたいな感じです。レトロで凄く渋い。

内容も渋いです。1911年から1940年までの音楽が収録されています。しかし百年前の音楽が普通に聴けるって凄いことだ。当時のSP盤をマスタリングし直して収録しているというものでした。

以前、『MASTER OF THE STRINGS』という盤を聴いた時にも思ったけど、こういう古い録音のものって独特の音質ですよね。無声映画の伴奏みたいな感じ。こういう音質が好きだという人もいるのでしょうか。
ロック系だとガレージパンクなんてジャンルは、それこそガレージで練習してるような素人っぽい粗さが良いので、音質が凄く悪く録ってあったりする。でもそこが良いのです。カセットに録音した音には独特のコンプレッサー感があって好きだという人もいますし。

クラシックでもこういう古い演奏が好きだという人がいてもおかしくはないだろうな。

このCD、どこからでているのかレコード会社、レーベルなどの表記が全くないのです。タイトルで検索してみると同名の書籍がある模様で、もしかしたらその書籍に付属していたCDというものかも知れません。真相は謎です